日本にもいろんなバッタが暮らしています。
その中で比較的よく目にする、頭がとがっていて、細身のバッタがいます。
このバッタが今回のテーマ、飼育法やその特徴について説明していきたいと思います。
ショウリョウバッタの飼い方は?
用意するものは、虫かごと餌を挿しておく小さな瓶の2つです。
飼育ケースはホームセンターで売ってるようなプラスチック製のものが軽く、値段も手ごろです。
餌を取り出しやすいように窓のあるタイプが、できれば管理しやすいでしょう。
少なくとも20㎝~30㎝の高さがあると、飼育する上でも便利です。
飼育ケースの管理は、直射日光の当たらないところで行ってください。
餌は水を入れた瓶に挿しておくと、新鮮な状態を保つことができます。
もちろん、そのまま与えても構いません。
餌はバッタの種類によって好みが異なります。
ショウリョウバッタは、イネ科のエノコログサ、ススキなどを好んで食べます。
ショウリョウバッタの特徴は?由来は?
北海道より以南の地域で広く目にすることができるのが、ショウリョウバッタです。
頭部が尖った大きなバッタという印象が強く、特にメスの体長は、大きく8cmにもなります。
オスは細身で4、5㎝程度と小さいです。
暮らしている環境によって、体色が緑だったり、褐色だったりします。
日の当たる野原などでよく見られ、住宅地周辺にも生息しています。
地上性で、驚くと翅を使って遠くまで跳びび、オスは、チキチキという音をたて跳びます。
旧盆になると姿を表し、その体系が精霊船に似ていることから、この名がついたと言われています。
精霊から「ショウリョウ」が来ていると考えられます。
古語でバッタのことを「はたはた」と言いますが、ショウリョウバッタを指していると言われています。
まとめ
バッタの飼育法は思っていたよりも簡単で、小学生でも管理することができそうです。
ショウリョウバッタの名前にこういった由来があったとは、まったく知りませんでした。
「はたはた」という語で、古語にも残っているとは、古い歴史を感じさせますね。