川原の蒼と呼ばれ始めた虫を知っていますか?

それは美しい青色の翅を持ったカワラバッタのことです。

一度目にしたことがある人なら、あの透き通った青色が飛ぶ姿を忘れられないのではないでしょうか?

しかしカワラバッタは減少傾向にあります。

なぜカワラバッタは減って行っているのでしょか?

調べていきたいと思います。

カワラバッタ 絶滅危惧

カワラバッタが絶滅危惧種になった理由

カワラバッタが絶滅危惧種になったといっても日本全国で絶滅危惧種になっているわけではありません。

都道府県ごとに絶滅危惧種に設定されているところもあるという段階です。

日本のレッドデータシステムで検索すれば、どの都道府県がカワラバッタを絶滅危惧種に指定しいるかわかるので、一度見て見てください。

カワラバッタの一番の減少の原因は護岸工事でしょう。

一昔前までは、自然のことを考えず人間のためだけにコンクリートで護岸を覆い、人間だけ良ければいいというエゴな工事が日本中でたくさん行われました。

治水対策であり、発電のためであり色々理由はあったと思いますが、人間のエゴの塊の工事がたくさん行われた結果、動物たちは自然を追われ多くの種が絶滅していきました。

そしてカワラバッタもそんな種の仲間入りをする途中なのかもしれません。

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先程見てほしいといった都道府県別のレッドデータでは、カワラバッタを絶滅危惧種にしていない都道府県もまだあります。

生息域が無い都道府県は別にしても愛知、静岡、山梨などは確実にカワラバッタは生息していると思われる都道府県です。

この3県はまだカワラバッタを絶滅危惧種には指定していません。

全国でカワラバッタが絶滅危惧種で指定さてからの保護では遅いのでは無いでしょうか?

今の時点でカワラバッタを保護をしていけばカワラバッタの絶滅を食い止められるかもしれません。

カワラバッタの絶滅を防ぐにはやはり護岸工事に工夫が必要です。

最近では護岸工事も自然を優先して行う自治体が増えました。

しかしながら生物は一度環境が破壊されるとなかなか戻って来ないものです。

カワラバッタも環境変化には著しく弱いということがわかっています。

環境が一度変わってしまえばもう戻ってこないかもしれません。

まとめ

カワラバッタの減少の原因は確実に人間による護岸工事が一番の理由です。

そしてカワラバッタ自体が環境の変化についていけないということも原因の一つでしょう。

しかし、やはりカワラバッタの減少は人間のせいだと思います。

人間の思い上がったエゴが確実にカワラバッタ以外にも生物を減少させて行っているのではないでしょうか。

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