ショウリョウバッタとショウリョウバッタモドキという昆虫がいます。

どちらの昆虫もバッタ目バッタ科の昆虫でバッタの仲間となります。

この2種類の昆虫は姿形がよく似ています。

そこで今回はショウリョウバッタとショウリョウバッタモドキの違いについて紹介していきます。

ショウリョウバッタ ショウリョウバッタモドキ 違い

ショウリョウバッタとショウリョウバッタモドキの違いをチェック

ショウリョウバッタとショウリョウバッタモドキの違いについて紹介していきます。

それぞれの特徴を見ていくと、違いについて知ることができます。

大きさについて

ショウリョウバッタの大きさはオスで5㎝前後、メスで8~9㎝前後となっています。

ショウリョウバッタモドキの大きさはオスで2.5㎝~3㎝前後、メスで4.5㎝~5㎝前後となっています。

大きさを比べてみると大きさがまったく異なっていることが分かります。

実はショウリョウバッタはバッタの仲間の中で最も大きいと言われています。

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見た目の特徴

ショウリョウバッタは頭部が円錐形で斜め上に尖っており、その尖った先端には細い円柱形の両端の尖ったような触覚が2本付いています。

前後に細長いスマートな体型をしているのも特徴です。

緑色の体をした個体が多いですが、茶褐色の個体も少なくないようです。

ショウリョウバッタモドキはショウリョウバッタと同じくスマートな形をしています。

しかしショウリョウバッタと比べると脚が短いようです。

足が短いため跳躍力は弱いです。

全体的に薄緑色をしているのですが、中には体側または背面に赤い部分を持つ個体もいます。

メスのみですが、赤い個体も居るようです。

生態について

ショウリョウバッタはチキチキバッタという名前で呼ばれることがあります。

その理由は、生息地に敵が入ってきた時にオスが「チキチキチキチキ」と鳴きながら飛行するためです。

ショウリョウバッタモドキは、敵が現れた時にはイネ科の草にぴったりと寄り添い隠れるという特徴があります。

まとめ

ショウリョウバッタ、ショウリョウバッタモドキの違いについて紹介していきます。

  • 大きさはショウリョウバッタの方が圧倒的に大きい
  • 体の色はどちらも緑色の個体が多いが
  • どちらもスマートな体型をしている
  • ショウリョウバッタモドキの方が足が短い
  • ショウリョウバッタはチキチキバッタとも呼ばれる

違いについて知ることができましたか?

大きさが違うため大きさで区別したり、脚の長さや鳴き声(オス限定)で区別していくと分かりやすいと思います。

 

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