バッタの仲間であるショウリョウバッタモドキという昆虫がいます。
バッタって草むらにどこでもいそうなイメージがありますよね。
小さい頃筆者はよくバッタを追いかけていました。
しかしなにやらこちらのショウリョウバッタモドキ、絶滅危惧種に指定されているとの噂があるようですが…?
今回は噂の真相を見て行きます。
ショウリョウバッタモドキは絶滅危惧なのかどうか
ショウリョウバッタモドキは後ろ足が他のバッタと比べ短く、足を体にぴったりとくっつけているのが特徴のバッタです。
平地~山間部のイネ科群落に生息しており、草丈が高くやや密集したところを好む傾向にあるとありますが、実は乾いたところを好むようです。
分布は本州~九州で比較的広範囲に分布する昆虫として知られていました。
一見絶滅危惧種とは縁がなさそうな気がしますが、調べてみるとやはり噂は本当で、絶滅危惧種(NT)となっていました。
絶滅危惧種とはそもそもなんなのかというと、国際自然保護団体のレッドリストなどで定められている保全状況の一つであると言われています。
具体的に言いますと、今のところ絶滅する恐れはないのだが、生息地がこのまま少なってしまうに従って将来的に数が減少してしまう恐れがあるということになります。
生き物の数が減ってしまうと生態系に影響を及ぼしてしまう可能性があります。
そのため数が少なくなっている生き物はレッドリストにし数がこれ以上減ってしまわないように調整しているというわけになります。
ショウリョウバッタモドキが絶滅危惧種に指定されている原因は生息地が少なくなっているからでしょう。
土地開発なので生き物たちが住みにくくなってきています。
私たち人間は生き物たちと共存しているのですから、生き物のことも考えていく必要があると考えます。
まとめ
今回は絶滅危惧種に指定されているショウリョウバッタモドキについて紹介していきました。
- 絶滅危惧種(NT)に指定されている
- 今後生息域が減ってしまえばさらに数が減少する予想
本当に絶滅危惧種に指定されていましたね…。
もし草むらなどで見かけたらそっとしておいてあげましょう。
むやみに捕まえたり襲ったりしないように。
共存している私たち人間は生き物を守るということも考えなければならないのかもしれません。