私たち人間に子供の頃があったのと同じように、ショウリョウバッタモドキなどの昆虫たちには、幼虫だった時があります。
今回はショウリョウバッタモドキが幼虫だった時、どのような幼虫だったのかということについて調べ紹介していきます。
ショウリョウバッタモドキの幼虫の特徴って?
ショウリョウバッタモドキは成虫でも他のバッタと比べると小さいです。
オスで2.5㎝~4㎝前後、メスで4.5㎝~5㎝前後といった大きさとなっています。
メスの方がオスよりも大きいというのはバッタの仲間の共通点でもあります。
ではショウリョウバッタモドキの幼虫の大きさはどのくらいなのかというと、幼虫の大きさは1.5㎝~2㎝ほどとなっています。
成虫よりも一回りくらい小さいです。
幼虫と聞くと芋虫のような形ものもを創造しますが、バッタは姿形は成虫も幼虫も大差ありません。
幼虫は成虫のミニチュア版といった感じになります。
そのため足が短く足が体にくっついているような感じという体の見た目の特徴は成虫と同じですが、体が小さいだけあって成虫の短い足よりさらに短くなっています。
成虫は全体的に緑色をした個体が多いように思うのですが、幼虫は背中が茶色っぽくなっているものが多いようです。
成長とともに変化するのでしょうか。
ショウリョウバッタモドキの幼虫には、成虫にはある翅が生えていません。
ぴょんぴょんと飛ぶことが幼虫のうちにはまだ出来ないということになります。
実はこの翅がないという特徴はショウリョウバッタモドキの幼虫だけに限った特徴ではありません。
他のバッタの仲間の幼虫にも翅は生えていません。
この翅は成長するとともに現れるようになるんだそうです。
偽瞳孔がお茶目なショウリョウバッタモドキの幼虫。成虫はすぐに葉っぱの向こう側に隠れてしまうけど、若令幼虫はわりとのんびりしてました。(2015.7.8 奈良県生駒市) pic.twitter.com/1Ah4kHLzRU
— 川邊透 @昆虫エクスプローラ (@torukawabe) 2015年7月15日
まとめ
ショウリョウバッタモドキは幼虫の時どうだったのかということを紹介していきました。
- バッタの幼虫は成虫のミニチュア版
- 小さなショウリョウバッタモドキよりも幼虫はさらに一回り小さかった
- 足が短く体にくっついているという特徴は成虫も幼虫も同じである
- ショウリョウバッタモドキを始めバッタの幼虫には翅がない
- バッタは幼虫の時には翅がなく成長とともに現れるようになる
いかがでしたか?
ショウリョウバッタモドキについて知ることができたのではないでしょうか。
もし草むらで幼虫のショウリョウバッタモドキを見かけることができたらラッキーですよ!