イナゴとトノサマバッタは良く似ていますよね?
キリギリスもパッと見ただけでは区別が付かない人も居るのではないでしょうか?
イナゴもキリギリスもバッタの仲間になります。
イナゴの佃煮って聞いた事ある人も居るかもしれませんし、食べた事がある人も居るかもしれませんね!
見た目も似てるしトノサマバッタもキリギリスの佃煮もあるんじゃないの?と言う人いるかもしれません。
それでは今回は、キリギリス、イナゴ、トノサマバッタの違いや見分け方についてご紹介します!
トノサマバッタに似ているキリギリスとイナゴの見分け方は?
キリギリス
キリギリス科キリギリス属に分類され体長が約24mm~39mmでオスよりメスの方が大きいようです。
キリギリスもバッタと同じく緑色型と褐色型の2種類おり、生育環境によって色が変わるそうです。
幼虫は草の上で生活し初めは植物の種や花粉などを食べ、成長したら小さい昆虫などを食べていきています。
飼育している場合、成長するために動物性たんぱく質はなくてはならないものなので、鰹節やドッグフードを与えるのもよいそうです。
キリギリスは後ろ脚、触覚が長く、前脚のとげが大きく、産卵管が発達しているのが特徴です。
トノサマバッタ
オスが体長約35mm~40mm、メスが約45mm~65mmとメスの方が大きく北海道から本州、四国、九州、沖縄まで幅広く分布しています。
日本に居るバッタの中で一番大きく緑色型だけでなく褐色型も居ます。
開けた場所で暮らし、ススキやイネ科の植物などを食べています。
トノサマバッタは、キリギリスやイナゴと比べると一回り大きく飛翔能力に優れ脚の半分がオレンジ色をしているのが特徴です。
イナゴ
バッタ亜目イナゴ科に属する昆虫で、体長40mm前後で茶褐色の体のイナゴが多い様です。
後ろ脚がとても長く発達しているため跳躍力に優れています。
一番の見分けるポイントは口の下の部分でイナゴには喉仏がありますが、バッタにはないようです。
イナゴは佃煮にされることがありますが、トノサマバッタとキリギリスは食べることはありません。
まとめ
今回は、キリギリスとイナゴとトノサマバッタは似ているけど違いはあるのかご紹介しました。
キリギリスは体長約24mm~39mm、トノサマバッタは約35mm~65mm、イナゴは40mm前後と大きさも違く、トノサマバッタが一番大きいようです。
キリギリスは後ろ脚や触覚が長く、前脚のトゲが大きい、トノサマバッタは脚の半分がオレンジ色をしている、イナゴは口の下の部分に喉仏があるなど、それぞれ特徴があります。
パッと見て区別できない人はこういった特徴を参考に観察してみてはいかがでしょうか?