川原にいるからカワラバッタというのですが、見つけるのはたいへんです。

それはカワラバッタが川原の石に酷似している保護色をしているからです。

まず静止していれば見つけられないでしょう。

しかしカワラバッタは飛翔すると淡いきれいな青い羽を見せてくれます。

この青い羽を観察してみたいのなら是非採集して観察してみましょう。

しかし都道府県によってカワラバッタは絶滅危惧種に指定されているところもあるので自分の住んでいる都道府県、もしくは採集し用とする場所の都道府県の絶滅危惧種を調べてから採集するのが良いかと思われます。

カワラバッタ 飼育 餌

カワラバッタの飼育について

カワラバッタの飼育は意外と簡単です。

まず大きめのケースを用意してあげます。

ピョンピョン飛ぶので蓋ができるものがいいでしょう。

材質はなんでもいいです。

アクリルでもガラスでもプラスチックでもなんでも良いです。

ケースの下に川原石を敷き詰めて餌となる植物を入れれば完成です。

餌が乾かないように時々霧吹きで水を吹きかけます。

あとは糞の掃除を定期的にしてあげれば大丈夫です。

常に清潔な環境でカワラバッタを飼育するように心がけましょう。

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カワラバッタの餌

カワラバッタの餌はイネ科の植物をいれておけば大丈夫です。

エノコログサ、ススキ、などですが、もちろん他の植物も食べますのでいろいろ試して何が好物か調べるのも面白いかもしれません。

カワラバッタの食性の実験では動物性の餌も食べたことがあるようです。

カワラバッタは雑食性が強いようです。

多頭飼いしていれば繁殖も可能かもしれません。

秋から晩秋にかけて産卵して卵で越冬して翌年の6月に孵化します。

バッタは泡に包まれた卵鞘という形で卵を産みますので、これを見つけたら卵と親を分けて飼育し見ましょう。

まとめ

カワラバッタの飼育は意外と簡単なのがわかりましたね。

そのかわり捕まえるのは大変そうです。

保護色で視認性が悪く、場所によっては絶滅危惧種に指定されているくらい数が少ないのですから。

しかし、その灰色の体の中に内包されている淡く薄い青色の翅は目視すれば美しいこと間違いなしなので是非、捕獲、採集してその目で確かめることをお勧めします。

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