夏になると、虫とり網を片手にバッタなどを追いかける子供たちの姿を頻繁に目にしますよね。

野原で捕まえてきたバッタを飼いたい!というお子さんも多いことでしょう。

今回はその中でもクルマバッタという種類のバッタに注目していきます。

クルマバッタはどのようにして飼えるのでしょうか?

またエサはどうすればよいのか、気になりますよね。

それでは、クルマバッタの飼い方や餌について、まとめさせていただきます。

クルマバッタ 飼い方 餌

クルマバッタの飼い方は?

クルマバッタを含めた一般的なバッタの飼い方は基本的には同じです。

秋ごろお腹の大きなメスに産卵をさせたい場合をのぞいて、飼育ケースに土は必要ありません。

バッタは排せつする量が多いので、衛生的にも土を入れない方がお手入れしやすいようです。

ただオスなのかメスなのか、またお腹に卵を持っているのか持っていないのかきちんと分からない場合、またクルマバッタを産卵させたい場合には、殺菌した土もしくはバーミキュライトを厚めに入れておきます。

飼育ケースの大きさは、大きめが良いでしょう。

バッタは行動範囲が広いので、できるだけ大き目の入れ物、そして逃げ出しにくいように出入口が小さめのものが良いようです。

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クルマバッタの餌は?

クルマバッタはイネ科やカヤツリグサ科の植物の葉を好みます。

具体的にはササやススキ、そしてネコジャラシのなどの、できるだけ柔らかめの葉が良いようです。

よく分からない場合には、捕まえてきた場所の植物を何種類も多めに入れておけば間違いはないでしょう。

水を入れた容器を飼育ケースの中に入れ、その中にエサとなる草を入れておく方法もありますが、バッタがその水入れに落ちてしまう可能性があります。

できれば切り花を持ち歩く時のように、水を吸わせたティッシュなどで茎束を巻き、その外側をラップやアルミホイルなどで包んでおくのがおすすめです。

また飼育する上で水は必要ないという情報も多いのですが、エサからの水分だけだと充分ではないこともあるようなので、少し霧吹きで水分を補うか、草に水をかけてから、そのの水分を軽く振るった状態でケースに入れてあげると良いでしょう。

どちらの場合も水気が多すぎると不衛生なので、多すぎには注意してください。

まとめ

クルマバッタの飼育方法についてご紹介しました。

クルマバッタはかつてより生息数が減っていることや、成虫になってからは3ヶ月ほどで星になってしまうので、ある程度飼育したら弱ってしまう前に野生に帰してあげるのも良いかもしれません。

 

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