バッタは身近な草地などでよく見られる身近な昆虫ですから、子供の頃に捕まえたという方も多いのではないでしょうか?

特に、ショウリョウバッタは大型なのでわりと簡単に見つけられると言われています。

今回の記事では、そんなショウリョウバッタの生息場所と捕まえるコツについて説明したいと思います。

ショウリョウバッタ 場所

ショウリョウバッタの見つかる場所

ショウリョウバッタは日本に生息するバッタの中でも最大種のバッタで、斜め上に尖った頭部と細長いスマートな体形が特徴です。

体長はオスが27~35mm程、メスは45~57mmとオスと比べると他の種と間違われるほどにメスが大きいそうです。

全国各地で梅雨明け頃から晩秋頃まで見られ、お盆の頃に見られることが多いことからショウリョウバッタ(精霊バッタ)と名付けられたそうですが、他にも様々な名前で呼ばれていると言われています。

オスがチキチキと特徴的な音をたてて飛ぶことからチキチキバッタ、オスメスの体格が大きく違って見えるので、天と地ほども違うと言う意味の霄壤からショウジョウバッタ、後脚を揃えて捕らえた際に体を縦に振る動作をすることからコメツキバッタもしくはハタオリバッタなどと呼ばれているそうです。

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食性は植物食でイネ科の植物を好んで食べるために、イネ科の植物が生えた明るい草原や草地などに多く見られ、草丈が50㎝以下の場所で行動していることが多いそうです。

主に地面の上で活動する地上性で、都市部の公園や河川敷、芝生や墓地などの草刈りで不安定になることの多い草地環境でも順応できると言われています。

ショウリョウバッタは身近な環境で見つけることのできるバッタですが、成虫は翅を使って飛ぶことができるので、安易に近づくと逃げられてしまうことが多いようです。

捕まえる際には後ろからそっと網をかぶせて捕まえると良いでしょう。

まとめ

色々な名前を持つショウリョウバッタは、虫網を使えば簡単に取れることができるそうです。

明るい場所を好み、体も大きめなので見つけやすいようですから、機会があったら観察してみてはいかがでしょうか?

 

 

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