ショウリョウバッタはバッタ類の中でも個体数が多く、全国各地で見ることができるそうです。
また、オスよりもメスの方が大きいのが特徴で、その大きさはバッタ類の中で最も大きいと言われています。
今回の記事では、そんなショウリョウバッタのオスメスの大きさや見分け方について説明したいと思います。
ショウリョウバッタの大きさとオスメスの見分け方
ショウリョウバッタは大きな体と細長いスマートな体形が特徴で、日本に生息するバッタの中でも個体数が多いと言われるバッタです。
他のバッタ類よりも顔が細長く、鋭角三角形に近い形をしており、後脚が長く発達しているそうです。
また、他種と違い産卵の際にはお腹ごと地中に差し込んで産卵すると言われています。
ショウリョウバッタはオスとメスの体格の違いが大きいのも特徴です。
ショウリョウバッタのオスは、体長4㎝~5㎝ほどと小柄で細身の個体が多いそうですが、メスは体長8㎝~9㎝ほど、全長(触角の先端から後脚の先端まで)は14㎝~18㎝ほどにも及び、体格もがっしりした個体が多く、ショウリョウバッタのメスは日本に生息するバッタ類の中でも最大種だと言われています。
オスとの体格差は倍近いとも言われており、バッタ類の中でも最も違いが大きく、別種と間違われることも多いそうです。
ショウリョウバッタとよく間違われる種には、オンブバッタ、ショウリョウバッタもどきがいますが、オンブバッタとはサイズの違いとオスメスの大きさの違いで容易に判別できると言われています。
ショウリョウバッタもどきは大きさは違いますが、姿形がそっくりのため見分けにくいそうですが、ショウリョウバッタが驚いたときに発するチキチキチキと言う音で区別できるそうです。
ちなみに、このチキチキチキと言う音はオスが前足と後脚を擦り合わせて発すると言われており、この音からチキチキバッタと呼ばれることもあるそうです。
まとめ
ショウリョウバッタのオスは、メスに比べて半分程の大きさしかないそうですから、別の種類だと思っていた方も多いのではないでしょうか?
チキチキチキと音を出すのは、ショウリョウバッタのオスだけだそうですから、機会があったらよく観察してみると良いですね。