昆虫の飼育というとカブトムシやクワガタを飼育が一般的ですが、他にはカマキリやコガネムシを飼育したり時期にもよりますが、セミを飼育したことのある人も多いのではないでしょうか。
ただセミの寿命は短いので飼育をしたという程にはならないかもしれませんね。
飼育にはその昆虫に合った環境を準備してあげることが大切になるのと同時に、エサも重要な要素になります。
ヒシバッタを飼育する際にはどのような環境とエサを用意してあげればよいのでしょうか。
ヒシバッタの飼育に必要な環境は?
昆虫を飼育するのに必要なのは、昆虫を入れておける飼育箱が必要になります。
プラスチック製の虫カゴがホームセンターや100円均一などで簡単に手に入ります。
ただヒシバッタは小型なため、網目が大きいとその穴から逃げてしまうかもしれません。
網戸のような網目の細かい網をかぶせておけば逃げる心配はありませんね。
エサの出し入れなどのさいにヒシバッタが逃げてしまわないように、長めのピンセットを用意しておき、フタの開閉は必要最小限の幅にするとよいですね。
もちろん飼育用の箱を自分自身で手作りをするのも良い方法です。
その方が本体やフタの大きさ、網目なども自由に選べるので思い通りの飼育箱を用意することができます。
ヒシバッタのエサは何をあげればいい?
ヒシバッタは種類によって変わりますが、多くの場合コケや腐った葉っぱ、藻類をエサにしています。
コバネヒシバッタは植物の葉っぱやコケ類をエサにしており、トゲヒシバッタは植物の葉っぱをエサにしています。
ヒシバッタは小さいので種類を見分けることが難しいと思われますので、念のため腐った葉っぱ、コケ類、草の葉っぱを飼育箱に入れておけば、どれかを食べてくれますね。
腐った葉っぱが手に入りにくいのなら、腐葉土でもよいかもしれません。
まとめ
飼育しようとしているヒシバッタの飼育方法やエサに迷っているのなら、採集した場所の環境を参考にするのがもっとも良い方法です。
湿った湿地で採集したのなら飼育箱をその場所に似た環境にしてあげれば、ヒシバッタも快適にすごせるのではないでしょうか。
エサになりそうな草やコケ、藻類を一緒に採集してくれば、どのエサにすればよいのか迷わなくてすみますね。
最後に、飼育箱は涼しい場所に設置して、カビや虫の発生に気をつけるようにしてくださいね。