どちらも野原にいて、跳びはねている印象があります。
飼育方法も似ているのでしょうか、それとも何か違いがあるのでしょうか?
今回は、バッタとコオロギの飼い方について話していきたいと思います。
コオロギの飼い方!与える餌は?
日本には、50種以上のコオロギがいますが、ここではエンマコオロギの飼育法を紹介していきます。
用意するものは、飼育容器、床材と隠れ家、餌、飲み水の4つです。
飼育ケースは、プラスチック製のものが軽く、跳躍によって逃げ出さない程度の高さがある方がいいです。
床材は乾いた砂を底が隠れる程度に敷くか、古新聞を敷くといいでしょう。
また、コオロギは夜行性の昆虫で、昼は物陰に隠れるため、隠れ家が必要です。
植木鉢のかけらや、アコーディオン状に折った厚紙、丸めた新聞紙などを活用しましょう。
コオロギは雑食性ですが、傷みやすいものは避け、小動物用の乾燥した固形飼料を砕いて与えましょう。
タンポポ、キャベツ、カボチャ、ニンジン、キュウリ、リンゴなども餌として使えます。
フィルムケースなどに水を入れ、脱脂綿で栓をし、床に爪楊枝と輪ゴムを使い横向きに置きましょう。
バッタの飼い方!餌やりの注意点は?
用意するものは3つ、飼育容器、餌を入れる瓶、目の細かい網です。
飼育容器はプラスチック製のもので幅が30㎝くらいのものがいいでしょう。
この大きさがあれば、トノサマバッタで3、4匹を飼育できます。
水を入れた空き瓶などに餌となる植物を挿して、容器の中へ入れます。
餌は、できるだけ毎日交換するようにしましょう。
餌を交換するのが大変なようでしたら、プラスチック製の鉢に食草を移植し、鉢ごと容器の中へいれると簡単です。
予備の鉢をいくつか用意しておくと、餌切れさせる心配もありません。
ただし、種類によって食性が異なるので、イネ科を好むのか否かを確認して餌の準備に取りかかりましょう。
これはあってもなくても構いませんが、止まり木の役割として目の細かい網を容器の側面に置きます。
飼育容器は直射日光の当たらない、明るい場所に置いて管理してください。
まとめ
コオロギよりもバッタの飼育の方が簡単なようです。
バッタの飼育なら小学校に通う児童でも行うことができると思います。
下調べをしっかりしてから、生き物を飼うことをおすすめします。