バッタを飼育するのなら、過ごしやすい環境にしてあげたいですよね。
そこで、どうすればバッタにとって心地よい環境になるかを2つの面から紹介していきます。
まず、生活環境を整えてあげること。
次に、適した新鮮なエサを与えてあげること。
バッタの家の中を暮らしやすい環境にするには?
トノサマバッタ、ショウリョウバッタ、オンブバッタについての飼育法になります。
用意するものは、虫かごとエサを挿しておく小さな瓶です。
飼育ケースはホームセンターで売ってるようなプラスチック製のものが軽く、値段も手ごろです。
できれば20㎝~30㎝の高さがあると、飼育する上でも便利です。
飼育ケースの管理は、直射日光の当たらないところで行ってください。
エサは水を入れた瓶に挿しておくと、新鮮な状態を保つことができます。
ただし、できれば毎日交換するようにしてください。
それが難しい場合は、移植した食草を鉢ごと飼育ケースの中へ入れましょう。
これなら成長期のバッタであっても、お腹いっぱい食べることができます。
食べるエサはバッタの種類によって好みが異なります。
そのため、捕まえてきた場所やバッタの名前からどんなエサを与えるべきか判断しましょう。
食の好みが異なるバッタの対処法は?
食べものの好みにより、次の2つに分けることができます。
1つはイネ科の植物を好む種類と、もう1つはその他の植物を好む種類です。
イネ科を好むのは、トノサマバッタ、ショウリョウバッタ、クルマバッタなどです。
スズメノカタビラ、エノコログサ(ネコジャラシ)などは、土手や野原などで探すことができます。
その他の植物が好きなのは、オンブバッタ、フキバッタ、ツチイナゴ、タイワンツチイナゴ、などです。
ヨモギやオオバコなど、こちらも川原の土手などで見つけることができます。
エサを食べない場合は、与えているエサがバッタの食性に合っていない可能性が考えられます。
それぞれに応じたエサやりを行うことで、バッタは快適に暮らすことができます。
まとめ
バッタにとって暮らしやすい環境作りは、私たち人間が気を配ることですぐに達成することができます。
低学年の児童でも飼育しやすいので、夏休みの研究にいかがでしょうか。