今回は、食べる「餌」をキーワードにしてバッタに関する話を進めていきます。

バッタやイナゴの食味の違い、食性の違いについて話していきたいと思います。

バッタやイナゴを味わってみたら…!餌の違いによる変化?

実際にいろんなバッタを食べた人の話をもとにして紹介していきます。

コバネイナゴ、ツチイナゴ、ミヤマフキバッタ、ショウリョウバッタ、オンブバッタを採集し、美味しかったのは、オンブバッタ、ショウリョウバッタやミヤマフキバッタそうです。

オンブバッタは、硬すぎず、柔らか過ぎず食感もよく、非常に香ばしくてもっと食べたかったと感想があります。

ミヤマフキバッタは、多くのバッタと食草が異なるので味をよくしているのかもしれないと述べています。

食草としているのは、フキやクズなどで、イネ科の植物はあまり食べません。

気になるその調理法ですが、採取してきたバッタを1日間、容器に入れ糞だしを行います。

その際、容器の中にエサになるようなものは入れないでください。

沸騰させた湯の中へ、バッタを小さな布製の袋に入れて投入します。

赤茶色に茹で上がったら、塩をふりかけて食べてください。

足は食べにくいかもしれないので、避けた方がいいかもしれません。

バッタやイナゴが味わっている餌は?

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好みの餌の違いにより、次の2つに分けることができます。

1つはイネ科の植物を好む種類と、もう1つはイネ科以外の植物を好む種類です。

イネ科を好むのは、トノサマバッタ、クルマバッタ、ヒナバッタなどです。

スズメノカタビラ、エノコログサ(ネコジャラシ)などは、公園などで採取できます。

イネ科以外の植物を好むのは、フキバッタ、ツチイナゴ、タイワンツチイナゴ、オンブバッタなどです。

ヨモギやオオバコなど、こちらも川原の土手などで見つけることができます。

まとめ

あえてバッタを食べる人がいることが信じられませんが、ちょっと気になりました。

種類によって味が異なるのは、食性が関係しているのかもしれませんね。

バッタの食性は、大きく分けてイネ科植物が好きなものと、それ以外の植物が好きなものに分けられます。

いろんな観点で分類することができるほど、多様性があるのだと改めて感じました。

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