カエルにも体色が白色の個体がまれに出現することがあります。

これと似たようなレアな体色のバッタが日本のいたるところで目撃されています。

今回は、日本で目撃されたピンク色のバッタについて紹介していきたいと思います。

沖縄、神奈川、群馬県、鹿児島県で発見されたピンク色のバッタの特徴は?

2013年8月の初め、沖縄県南城市内で畜産を営む宮城さんが発見しました。

発見されたバッタは、薄いピンク色をしていたそうですが、クビキリギリスと見られています。

関東地方において、2つの県で目撃例があります。

2014年7月17日、神奈川県横須賀市内の小学校の敷地内でピンク色のバッタが捕獲されました。

神奈川新聞によると、理科の実験で使う植物を採集していたところ、同校の児童が発見したと伝えています。

横須賀市自然・人文博物館の学芸員の話では、色素遺伝子の異常でピンクになることがあるそうです。

バッタの種類については三浦半島一帯に生息するツチイナゴの幼虫と推測されています。

ピンク バッタ 群馬 高崎 横須賀 沖縄

同年8月16日、群馬県高崎市においても、ピンクの発色が強いバッタの幼虫が見つかりました。

高崎市内に暮らす小学6年生が墓地を訪れた際に見つけたそうです。

専門家の話では、突然変異によって生じたことで、目にすることは難しいそうです。

発見されたバッタは体長が2㎝ほどのヒナバッタの幼虫で、頭の先から尾の先までピンク色に染まっています。

2015年7月12日、鹿児島県奄美市内の小学校に通う児童が、自宅でピンク色のバッタを発見しました。

バッタは体長3㎝ほどで、発見した子どもの父親が所有する、車のボンネットの上にいたそうです。

発見されたバッタは、キリギリスの仲間である、クビキリギスと考えられています。

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まとめ

これほどまでに目撃例があるとは、予想外でとても驚きました。

特定の種だけではなく、いろんな種に見られることから、どんなバッタにも起こりうる可能性があると言えます。

もしかしたらお住いの地域にも、ピンク色のバッタが見つかるかもしれません。

夏休みの自由研究で調べてみると、おもしろいかもしれませんね。

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