ショウリョウバッタモドキは絶滅危惧種に指定されています。
絶滅危惧種に指定されている生き物の卵は大変貴重です。
ということで、今回はショウリョウバッタモドキの卵をテーマに調べて行きます。
今回調べそして紹介していくのはショウリョウバッタモドキの産卵時期や卵の特徴についてです。
ぜひチェックして下さい。
ショウリョウバッタモドキの卵の特徴は?
ショウリョウバッタモドキがどのようにして卵を産卵するのか知っていますか?
実はショウリョウバッタモドキを始め、バッタの仲間の産卵には共通点があるんです。
まず産卵方法に共通点がありました。
バッタは産卵が近くなるとおしりの先を土の中に突っ込んでいきます。
土の中におしりを突っ込んでいき土の中に卵を産卵するのです。
敵から卵を守るためにではないでしょうか。
この土の中におしりと突っ込んでいる場合、まっすぐにおしりを突っ込んでいるのかと思いきや、実はS字状になるように土の中につっこんでいます。
土の中でS字状におしりを突っ込んだショウリョウバッタモドキの卵は、スポンジのような泡に包まれています。
スポンジのような泡に包まれて卵を産卵するのはバッタの仲間の特徴となります。
スポンジのような泡に包まれて産卵されたショウリョウバッタモドキの卵は、突っ込んだおしりがS字状になっていることからも分かるようにS字状になっています。
スポンジのような泡で包まれた卵のことは、卵鞘(らんしょう)と呼ばれます。
卵鞘で産卵する生き物は多くありません。
多くの生き物がそのまま卵で生まれてきます。
しかし実は私たちが嫌いなあのゴキブリも卵鞘なんだそうで…。
最後に産卵時期について紹介していきますが、ショウリョウバッタモドキは年に2回産卵を行います。
夏、そして秋に生まれ冬は卵の中で過ごすんだとか。
まとめ
今回はショウリョウバッタモドキの産卵時期、卵について紹介していきました。
- ショウリョウバッタモドキの卵はスポンジのような泡に包まれて生まれてくる
- おしりをS字状にして土の中に突っ込み産卵するため卵の形もS字状である
- スポンジのような泡に包まれて生まれる卵は卵鞘と呼ばれる
いかがでしたか?
ショウリョウバッタモドキについて知ることができたのではないでしょうか。
もし卵を見かけたらそっとしておいて下さいね。