オスとメスを一緒に飼育していれば産卵の確率も高く、実際に経験した人も居るのではないでしょうか?
初めてトノサマバッタを飼育している人は、どうしていいのか分からない人も多いと思います。
産卵の時期も分からず、知らないうちに気づいたら卵を産んでた!という人も居ると思います。
そんな方のために今回は、トノサマバッタの産卵時期や飼育しているトノサマバッタが卵を産んだらどう保管したらよいのかご紹介します!
トノサマバッタの産卵時期は?
トノサマバッタは年に2回産卵すると言われていますが、飼育している場合は1週間の間隔で産卵しているようです。
一回目に夏に産む卵は1ヶ月程で孵化しますが、二回目の秋に産んだ場合は冬を越して春頃に孵化するそうです。
飼育しているトノサマバッタが卵を産んだ場合、産卵床のまま別の大きめの容器に移し、土を使用する際は電子レンジやフライパンなどで温めて殺菌処理してから使用します。
土の表面は湿らせておかなければいけないので、殺菌処理で乾きすぎてしまった場合は霧吹きなどで湿らせておきます。
産卵し1ヶ月が経ったら、2~3ヶ月冷蔵庫に入れて冷やしその後また加温されたケースに入れる事で孵化しやすくなります。
孵化するまでは、暖房の部屋に置かず直射日光の当たらない場所に置きます。
孵化したばかりの幼虫にはスズメノカタビラなどの柔らかい葉を与え、成長するにしたがって徐々に硬めの葉を与えていきます。
スズメノカタビラを植えた鉢を10個以上用意し、鉢のまま飼育箱に入れておくと幼虫は新鮮な葉を食べることができます。
幼虫になったらこまめに日光浴させてあげます。
光を浴びせないと体の皮膚が硬くなってしまい、上手く脱皮ができなくなってしまいます。
まとめ
今回は、トノサマバッタはいつ頃産卵するのかについてご紹介しました。
トノサマバッタは年に2回産卵を行い、夏と秋頃に卵を産むそうです。
トノサマバッタのメスは産卵が近づくと産卵床にお尻を近づけるのでそれがサインのようです。
めったに産卵するところを見ることはできないのでサインを出したら観察してみるのもいいかもしれませんね!