トノサマバッタを幼虫のころから飼育している人も居ますが、成虫になるとまた与える餌が変わってくるようです。

トノサマバッタは共食いをしてしまうこともあります。

弱った個体や脱皮中で動けない個体を食べてしまう事もあるようです。

トノサマバッタは植物食ですが、共食いをしてしまう場合は完全な植物食ではないからのようです。

今回は、トノサマバッタの成虫は主にどのような餌を食べているのかご紹介します!

トノサマバッタ 成虫 餌

トノサマバッタの成虫はどんな餌を食べているの?

バッタはイネ科の植物を好む種類とそれ以外の植物を好むグループに分かれるそうです。

トノサマバッタはイネ科の植物を好みます。

トノサマバッタ以外にイネ科の植物を好むのは、

  • クルマバッタ
  • ヒナバッタ
  • ヒロバネヒナバッタ
  • ショウリョウバッタ

などがおり、イネ科以外の植物を好むバッタは、

  • フキバッタ
  • ツチイチゴ
  • タイワンツチイチゴ
  • オンブバッタ

などが居ます。

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トノサマバッタは田んぼや畑、草原などに生息し、時には命を落とした動物を食べる事もあるようです。

飼育しているトノサマバッタに餌を与える際は、身近にあるねこじゃらし、モロコシ、ススキ、スズメノカタビラ、稲などがあります。

トノサマバッタは、柔らかい葉を好んで食べるので、同じイネ科ですが、ササなどは硬いのでトノサマバッタの餌には向いていません。

身近にあるイネ科の植物を採ってきて花瓶に挿したり植木鉢に土ごと移しておけば新鮮な状態を保つことができ、そのままトノサマバッタの飼育箱に入れてもいいそうです。

農薬や排気ガスの汚染の心配がある為、採取場所に注意し、心配であれば種から育ててみてもいいかもしれません。

トノサマバッタを日光に当てる事は大切です。

しかし、イネ科の植物を飼育箱の中で育てようと何時間も直射日光が当たる場所に置いてしまうと、トノサマバッタは気温が上がり命を落とす可能性があるので注意が必要です。

まとめ

今回は、トノサマバッタの成虫が食べる餌についてご紹介しました。

幼虫の時は柔らかい葉などを好んで食べていますが、成虫になると少し硬めのイネ科の植物を好んで食べる様になるそうです。

トノサマバッタを飼育している場合、イネ科の植物を採ってくるか種から育てる必要があります。

外で採ってくる場合には、排気ガスの汚染や農薬などの心配があるので種から育てるのもおすすめです!

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