全国的に良く知られているショウリョウバッタは、子供でも簡単に捕まえることができると言われています。
しかし、捕まえたショウリョウバッタは、どんな風に飼ったらよいのでしょうか?
そこで今回の記事では、ショウリョウバッタの餌や上手な飼い方について説明したいと思います。
ショウリョウバッタの餌と飼い方
ショウリョウバッタは、日本に生息しているバッタの中で最も大きく個体数も多いと言われています。
全国各地で見られ、主に明るい草地にいることが多く、比較的容易に見つけることができるため、捕獲して飼育観察する方も多いそうです。
しかし、ショウリョウバッタは後脚が他のバッタ類よりも発達しているため、かなり力強く跳ね回り、翅も発達しているので安易に近づくと逃げられてしまうことが多いようです。
捕まえる際には、虫網を使用し後ろからそっと近づいて捕獲すると良いそうです。
捕まえたショウリョウバッタを飼育するためには、まず飼育ケースが必要です。
ショウリョウバッタは身体が大きく、飛ぶ力が強いので、できるだけ大きめのケースを用意すると良いでしょう。
ケースの底に敷く底土は無くても飼育できますが、バッタは土の中に産卵するため、繁殖を考えている場合には土が必要です。
後は、ショウリョウバッタの好きなイネ科の植物を入れておけば良いのですが,そのまま入れるだけではすぐに枯れてしまいますので、水差しや水入れなどに生けて与えると、バッタの飲み水にもなって良いとされています。
また、ケース内が乾燥しすぎると、バッタが亡くなってしまうことがありますので、時折霧吹きなどで水分を与えましょう。
餌となる植物に吹きかけておけば、自然とバッタが水を飲むそうです。
ショウリョウバッタに与える餌は、捕獲した場所に生えているイネ科の植物が一番良いそうです。
買ってきたものを与えたい場合は、キュウリやリンゴなどもよく食べると言われていますので、試してみてください。
まとめ
ショウリョウバッタは捕まえやすく、飼育するのも簡単だと言われています。
ただし、生き物ですから毎日の食事や清掃など、お世話が必要です。
せっかく捕まえたショウリョウバッタが少しでも長生きできるようにしっかり管理してあげましょう。