バッタを飼育するなら、オスとメスのペアで飼いたい人に紹介していきます。
今回はバッタの性別の判別法について説明していきたいと思います。
すぐに判断できるものを挙げています。
バッタの見分け方!外見から判断できる、オスとメス!
見た目で簡単に判断できる2つのポイントがあります。
まず、体長の大きさの違いです。
多くのバッタは、メスのほうがオスよりも大きいという特徴が見られます。
一般に産卵する卵の数が多い場合、メスの体が大きいことが多いように思われます。
アリやハチなどを見ても分かるかと思います。
女王アリや女王バチとオスの体長の大きさの違いには、目を丸くしてしまいます。
メスは産卵のために栄養を蓄える必要もあります。
バッタは一度にたくさんの卵を産みますから、メスの体が大きくなるのも不思議でありません。
栄養分を体に蓄えておく必要があるのだと思います。
次に、腹部の先の違いです。
トノサマバッタの場合、オスは先が分かれていませんが、メスには溝のようなものが見られます。
捕まえて裏返して観察すると、すぐに分かります。
バッタの見分け方!種類によって異なるオスとメスの体長!
ここでは比較的どこでも目にすることができる、トノサマバッタ、ショウリョウバッタ、オンブバッタを取り上げます。
トノサマバッタのオスの体長は4㎝前後、メスは5㎝~7㎝くらいと圧倒的にメスが大きいことが分かります。
ショウリョウバッタのオスは体長4㎝~5㎝で、メスは7㎝~8㎝と明らかな体格差を見てとることができます。
オンブバッタは、オスは体長3㎝前後、メスは4㎝と、こちらもメスに軍配が上がります。
なお、オンブバッタはオスがメスに負われているので、とても簡単に判別することが可能です。
まとめ
バッタの性別を判別するポイントは2つです。
体長差がオスとメスで異なるので、大きい方がメスと判断することができます。
また、腹部の先に模様が入っているのがメスと判断できる種もいることが分かりました。
子孫を残す役割の違いに応じて、このような差がみられるとは神秘的な感じがしました。