奇抜な色のバッタを目にしたことがありますか?
実は世界でも、日本国内においても発見されています。
このピンク色のバッタをテーマにして話していきたいと思います。
イギリスで発見されたピンク色のバッタは?
2015年6月のこと、マンチェスター・イブニング・ニュースが次のことを報じました。
サルフォードでピンク色のバッタが発見されたそうです。
そのバッタは、ショッキングピンクをしており、目や腹部はゴールドに似た色をしていました。
発見者は、ルーク・ブラジウィスキー(Luke Blazejewski)、都市部に生息する野生動物のスペシャリストです。
発見されたバッタはイナゴの仲間で、通常は緑もしくは茶色をしています。
体色が変わってしまうのは、遺伝子変異が原因で起こる色素異常によります。
野生では姿が目立つため、外敵から捕食されやすく、成虫で生き残るのはとても珍しいケースとされます。
ピンクのバッタの名前は?鹿児島、群馬、北海道でも!
2015年7月12日、鹿児島県奄美市の小学生2年生が、自宅でピンク色のバッタを発見しました。
バッタは体長3㎝ほどで、その児童の父親が所有している、車の上に止まっていたそうです。
発見されたバッタは、キリギリスの仲間、クビキリギスと推測されています。
本州から九州まで広く生息し、体長6㎝くらいで、平地の草原や水田の土手などで見ることができます。
頭の先が尖った大きなキリギリスで、口の周りが赤いのが大きな特徴です。
指に噛みついて離れず、無理に引っ張ると首が抜けることから、この名が付きました。
2014年8月16日のこと、群馬県高崎市で全身が濃いピンク色をしたバッタの幼虫が発見されました。
発見者は、高崎市内の小学6年生が霊園を訪れた際に、見つけたそうです。
その道の専門家は突然変異によるものとみられ、非常に珍しいとしています。
発見されたのは体長が2㎝ほどのヒナバッタの幼虫です。
北海道沙流郡日高町で、「ひだかこもれび農園」を経営する方は、二度も目撃されました。
2011年8月にも色合いの濃いピンクの体色のバッタを見かけたそうです。
2012年6月29日、同園内にいる紫に近いピンク色のバッタを発見されました。
まとめ
外国にも、そして日本のいたるとこで目撃談があるピンク色のバッタに、驚きを隠せません。
外敵に発見されやすいのに、なぜ派手な体色になるのか謎は深まるばかりです。